2020年もいよいよあと数日となりましたね。
今年は様々な内容でとても大変な年でしたが、今年も皆さんにはお世話になりました。
ありがとうございます。
新年には、「多くの欲張りは言わないのでみんなが心身ともに健康でいられますように。」と切に願っています。
さて、この度わたしたちは『APS』の名称を改める事といたしました。
理由は、今まで掲げてきたスローガンや理念を取り下げたかったからです。
先日、私はくも膜下出血で生命の危機に立たされ、その後の入院生活の中で、
「私自身にとって演奏とは、音楽とは、とても個人的で親しみを感じるものなのだ。」
と強く感じました。
APS旗揚げ当初に私が胸に抱いていたような「信仰心にも少し似たような理想」や「他の音楽家や愛好家に対する思いや考え」などは今の私の中には微塵もありません。
音楽は自由なもので、個人的なもので、それぞれがそれぞれの愛情によって演奏され、鑑賞され、それぞれの感性で楽しまれればいいと考えています。
それゆえに「有名になりたい」「活動を大きく広げていきたい」「人を集めたい」「集まる人を少し選別したい」などの考えが一切なくなりました。
これからは名称を『翼』と改め、小さく活動を続けていきます。
両手のシルエットが翼に見えるような気がしてこの名を選びました。
私は「自分の翼があまりに未熟で不自由でみすぼらしい物だ。」と常に感じています。
少しでもこの『翼』を育てて、もっと遠くの素敵な景色を見てみたいと願っています。
特に活動内容などが大きく変わるわけではありませんが、少しずつ今までと違うことを考えていきたいし、一つ一つの事柄を大切に行っていこうと思います。
今回は簡単にご報告とご挨拶まで。
2021年が皆さんにとって素敵な年となりますように!
昆一成
0コメント